ポストコロナの新しい時代における地域活動について、継続的に参加することの効果、活動実態、そして人々をつなぎ支え合う活動のあり方を考えます。

講師： 菊池 有紀　氏( 東京医療保健大学 准教授)

講演概要：
本講演会は、東京医療保健大学・准教授の菊池有紀氏が2021年から実施した調査「都市在住高 齢者が新時代を生きるための介護予防と地域参加(※)」の結果を基に、「地域活動の効果について～つなぎ支え合う活動のあり方～」と題し開催いたします。
講演会では、ポストコロナの時代において、高齢者が地域活動に継続して参加することの効果について、社会的な繋がりと主観的満足感の観点からお話しいただきます。また都市部の高齢男性が介護予防や地域活動への参加が少ないという傾向についても、地域で活動を継続されている方々の協力を得てヒアリングを行い、そこから見えてきたことを報告していただきます。
この講演会を通じて、地域活動の中で自らがどのような役割を果たすことができるか、活動が自分にとって居心地の良い居場所となっているかなど、改めて考えるきっかけとなれば幸いです。

※科研費 基盤研究C 21K11062
調査にはとつか区民活動センターの利用者のみなさまにも協力していただきました